太陽光パネルとは
太陽光パネルは、太陽光線で発電できる、いわゆるソーラーパネル≠ニ言われる発電システムの事です。昨今の原油相場の高騰や地球温暖化防止の為のCO2削減の手段として、脱・化石燃料≠フ運動が進んでいます。
発電も風を利用した風力発電、地熱を利用した地熱発電など、自然のエネルギーを利用した発電方式の開発が日々進行しています。そんな中で注目されるのが太陽光パネルを利用して、太陽光線で発電を行う太陽発電です。
太陽発電には大きく分けて「太陽熱発電」と「太陽光発電」があります。太陽熱発電は鏡やレンズを利用して太陽光線を一点に集中させ、その熱を使って発電するシステムですが、これはまだ実用化のメドは立っていません。一方太陽光線を浴びると電気が発生するシリコン結晶を使って発電するのが、今注目されている太陽光パネルを使った太陽光発電です。
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住宅用の太陽光パネルへの期待
シャープなどのように太陽光パネルを屋根に張った工場や、一般住宅が増えて太陽光パネルを使った太陽光発電は一般化しているようですが、住宅メーカーや太陽光パネルを販売する会社が言うように太陽光発電は次世代エネルギーとして有効なのでしょうか?
答えから言ってしまえば、住宅用太陽光パネルを使った太陽光発電は、脱・化石燃料という方向性として正しいとは思いますが、まだまだ次世代エネルギーとしての役割を担うには改善の余地が山ほどあるシステムです。現在のところ住宅用太陽光パネルを使った太陽光発電だけで、一軒の住宅で使う全ての電力を安定して供給できるほど優れた製品は開発されていないようです。
太陽パネルの原理と同じ太陽電池は、結構昔からありました。電卓の電源として使うソーラー電卓≠ヘ相当前に発売された製品でしたね。ただ、電卓のような極めて微弱な電力で動く機械の電源なら問題ないのですが、発電システムとして太陽パネルを使用しようとすると、色々な問題が出てきます。
最大の問題だけをひとつ紹介すると、エネルギーの変換効率が不安定であると言う事です。住宅用太陽光パネルは品質改良によって、エネルギー効率は昔4%程度だったのを17%まで向上させたとメーカーのカタログなどで、解説されていますが、これはもっともエネルギー効率のいい5月のよく晴れた午前10時から午後2時までの時間帯に限ったデータなのです。雨が降ったり、曇ったりしただけでエネルギー効率は落ちますし、それ以前に夜間のエネルギー効率はほぼゼロです。電力のエネルギー効率を実際の生活で意味あるデータとして評価するのであれば、24時間の自然環境においてエネルギー変換効率を算出するべきで、そうした場合の太陽光のエネルギー変換効率は1〜3%でしょう。
脱・化石燃料の次世代エネルギーとして住宅用太陽光パネルを使った太陽光発電は、最も有望なシステムですが、実用に耐えるシステムかどうかは、まだ未熟な技術だと言わざるをえません。
ただ。期待は高いようで、太陽光パネルを生産する世界最大級の工場を建設する方向で検討していると発表した昭和シェル石油の株に人気が集中したようです。